和食を知る

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和食は、自然を尊ぶという日本人の気質が根付くものです。では、ユネスコから無形文化遺産として承認された「和食」を定義すると、一体どのようなものなのでしょうか

和食とは?

多様で新鮮な食材と素材の味わいを活用

日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。

バランスがよく、健康的な食生活

一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿、肥満防止に役立っています。

自然の美しさの表現

食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。

和食に対する世界からの注目

外務省の協力の下、現地で「日本食レストラン」として扱われている店舗等を対象として調査を実施したところ、前回調査(平成29年)から3割増の約15万6千店となりました。
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